平成21年7月7日七夕生まれの作。銘苅先生にしては大きめの真壁型です。棹の幅は2.2cmで奥行きは2.2cm弱。
購入時は棹が少し反っていましたが、銘苅先生にお願いして反っている部分を削り、まっすぐに直してもらいました。もうこれ以上反ることはないだろう、とのこと。カミゲン黒木です。
塗りはスンチー塗りのつや消しで、チーガーは西平開鐘。上等な皮で7.5分張で張ってもらいました。
ティーガーは、紅型作家さんに青色を基調とした紅型染めをティーガー用に特注しました。
また、少し濃いめの塗りなため、杢目をはっきり出したい方は塗り直しても良いかもしれません。写真は黒に見えるかもしれませんが、天や棹のところどころが濃い赤黒です。遠目は黒い三線に見えます(古典用に濃くしました)。塗り前の写真も掲載してますのでご確認ください。
カラクイは象牙(菊)のカラクイです。