銘苅春政氏作 カミゲン黒木江戸与那城

もう一本、銘苅先生の江戸与那城を手に入れました。

 

他の3本と違い、野長が一尺五寸九分ほどある、少し長めの棹の江戸与那城です。これは、とある超有名な三線古典大家の方が、「棹は長いほうが余韻が伸びる」との話をされてらっしゃるようで、そのことから銘苅先生の作る棹で普通よりも長めの棹が作られることがあるそうです。確かに長いほうがテンションが強くなるので、音は伸びるのかもしれません。その代わり、尺の位置など、勘所が微妙にズレるので慣れが必要です。

 

塗りは黒塗りのつや消し。真っ黒なカミゲン黒木です。

 

ティーガーには久米島紬を装着。古典はこの江戸与那城で弾くとすごくフィットします。