石垣島の古民家材で使われていた八重山の黒ユシ木を持ち込み、久場春殿型の棹が完成しました。
もう新規で三線は受け付けてくれない銘苅先生ですが、ギリギリ滑り込みセーフで依頼したもの。
この滅多に手に入らない八重山ユシ木でできる久場春殿はとても貴重で美しいです。
平成31年3月4日、完成した久場春殿を受け取りました。
かなり細い!心が胴のなかに入ると、南風原型に見えるかも。
銘苅先生は以前から、久場春殿は太くて使いづらく、美しくない。自分が作る久場春殿はシュッとして持ち運び、扱い安い細さで作るとおっしゃってました。これは本当に細い。細さは他の三線と大差ない感じです。
とにかく美しいシルエットで満足。
製作日時は、平成31年3月4日。三線の日にできました。
同時にできた南風原真壁型はほぼ真っ黒な黒檀ですが、それよりは少し軽いです。
令和元年6月5日
スンチー塗り終わりました。赤っぽい色がとても良い感じです。
令和2年9月
三線組み上げ完成しました。本漆塗り、象牙カラクイ、桃原チーガー。
2020.1.28
久場春殿の本漆塗りが完成しました。まだ全体的に黒っぽい状態ですが、時間の経過と共にどうなるのか楽しみです。
曲線の美しさが際立った感じで、高級感溢れています。
2019.9.25
本漆塗りに変えるため、一度塗った久場春殿も塗り剥がししました。ここから本漆塗りに入ります。