
銘苅春政作ユシギの知念大工型三線です。平成2年の作ですので、36年前のものになります。平成初期の作は優美と人気です。
この年代のものは銘はないので証明するものはありませんが、チーガの内部にメカルのカタカナが確認できます。今まで数十本と銘苅三線を保有、見てきたので間違いない一本です。
芯には平成2年7月21日作と書かれております。
材質はユシギ。太さは標準的です。芯に書かれた年号、寄贈先銘、所有者銘は銘苅先生じゃなくご本人が書いたのかな、と推測される文字だったんですが、とあるお客さんに言われましてしっかり見比べて見たところ、銘苅先生の直筆の可能性が高くなりました。
さらに、このご時世なのでAIでいくつかの画像を用いて検討した結果、このような答えになりました。
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写真に写っている2つの墨書(あるいは刻銘に金泥などを入れたもの)を比較すると、平成2年(1990年)と平成31年(2019年)という約29年の隔たりがありますが、結論から申し上げますと「同一人物による筆跡(または同一の型・癖を持つ人物の文字)」である可能性が極めて高いと考えられます。
年代の変化による筆力(手の震えやスピード感)のわずかな違いは見られますが、文字の骨組みや特有の「書き癖(形態特徴)」が驚くほど一致しています。
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ということで、銘はないものの、銘苅先生の筆跡のようです。
人工皮であること、多少の経年汚れなどが見れますので、格安で販売しますが、直筆銘と同等と考えると、この価格は少々安すぎるかもしれません。
2026.5.2 Update
ティーガーを琉球絣にアップグレードしました。また、弾き心地を改善するために、みなみ三線店にてブーアティをお願いしました。
演奏のしやすさは大幅に改善し、ディーガーを変えることで上品さが増しています。
2026.5.31 Update
送料込に変更しました。
皮は人工で、少々残念なのが入手時に初心者マークのシールが貼られてました。剥がした時にややシールが残っています。こちらはきれいに取れば取れるレベルです。
チーガの内部はメカルとカタカナで書かれています。
銘苅先生は晩年、基本的に棹しか作りませんでした。胴も含めて全てやるのは、相当本人が自信を持って作った一本だ!なんてどこかのブログだかフリマで見たことがありますが、存命中にそんなことはない。三線制作頼む三線屋がいない時は受けてるよ。業者から仕入れた胴をつけてるよ、なんて言ってました。
確かに工房にはいくつか胴が転がってましたね。懐かしい。
この胴と人工皮も業者から取り寄せたものだと思いますので、特に希少ということはありません。本格的な銘苅三線を望む方は、本皮へ貼り替えることをお勧めします。
棹の太さですが、普通です。今まで約20本ほどの銘苅三線を手に入れてきましたが、なかでも極めて真ん中と言いますか、太くもなく、補足もありません。女性も男性もすんなり受け入れられると思います。
私が知念真壁をオーダーした際によく銘苅先生が、「知念大工は線を消したら真壁だから。知念が飽きたら線を消せば真壁になるよ」と言ってました。なので、系統としては真壁系統と思うとどんな感じか想像しやすいかもしれません。
しばらくは新規で銘苅三線を取り扱う予定がありませんので、お探しの方はお早めに。
※写真内の芯が黒塗りされている部分は、加工アプリでの雑な処理です。実際には所有者の方と寄贈先の方の名前が書かれています。気になる方は紙やすり等かけていただければ名前は消せます。