三線購入時に必要なものを列挙します。ここに挙げるものは、最低限同時に揃えたいものです。


三線の弾き方 教本

知名定男の三線入門
知名定男の三線入門

三線はいろんな本を手にするとわかりますが、定型の楽譜がありません。書く人によって工工四(三線用の楽譜)が全く異なります。安里屋ゆんた一つとっても、楽譜によって全然異なります。三線教室に通うと、三線教室で用意された工工四があり、それを弾かないたいいけないので注意が必要。


とはいえ、我流で始めるにせよ、最初から三線教室に通うにせよ、一冊は手元に教本や工工四などの本があると勉強になりますし、より理解が深まるのは間違いありません。

数ある教本を見てきたなかで、一番のおすすめは知名定男さんがNHKの趣味悠々で出されている知名定男の三線入門 。基本的な基礎知識がわかるだけでなく、安里屋ゆんたや涙そうそう、てぃんさぐぬ花など、簡単だけど弾けるといいなって曲が載っています。たまに、ん?っていう工工四アレンジがされている楽譜もあるのですが、ここに載っているものはすべてシンプルで音の並びもよく、個人的にバイブルとしています。すでに書店で買うことが難しい本ですので、アマゾンやヤフオクなどで手に入れましょう。




三線 お手本CD (工工四つき)

カチャーシーアゴーゴー よなは徹
よなは徹 沖縄限定バージョン

このページにCDを載せる予定はなかったのですが、あまりにも素晴らしいCDなのでご紹介。よなは徹さんのカチャーシーアゴーゴー。よなは徹さんは若手随一の唄者です。いろんなところに若手No.1と書かれていますが、これを聞くと誰もがああ、間違いなくNo.1だね、と納得するはずです。

 

三線を始めるといつか弾いてみたいと憧れるのがカチャーシーの曲で、その代表格が唐船ドーイだったりするのですが、このCDに入ってる唐船ドーイはとにかくものすごい。大御所も含めていろんな人が音源を出してる唐船ドーイですが、このCDに収録されている唐船ドーイが一番カッコイイです。これ以上のものは見当たらない。

若手唄者を中心に複数人で唄われる唐船ドーイは、それぞれの味が全面に出て、フレーズ、ライブ感、疾走感ともにピカイチです。特に唐船ドーイとハリクヤマクが超オススメ。

そしてここからが重要。このCDだけは沖縄限定版をCDで購入してください。なぜなら、沖縄限定版のものだけ工工四がついているからですこれ、あんまりアマゾンとかにもはっきり書かれてないんですよね....。iTunesで買ったり通常版かったりすると工工四ついてないのでお気をつけください。繰り返します。沖縄限定版をCDで買いましょう。アマゾンで購入できます。

 

 



三線 調弦用チューナー

三線 調弦用 チューナー
三線 調弦用 チューナー

三線購入時に欠かせないのがこのチューナー。各弦の音を調整する時に使うものです。価格は1,000円ぐらい。


オススメはKORGのクリップ式のチューナーが便利です。三線に挟んでおけるので、いつでも使えます。ちなみにチューナーはギター用のチューナーで大丈夫です。三線専用みたいなのを探す必要はありません。最近ではスマホアプリで無料のチューナーがあるようですが、少しズレたりするようなので、チューナー購入をオススメします。




三線用ツメ(バチ)

三線 バチ(ツメ)
三線 バチ(ツメ)

三線を弾くのに必要な三線用ツメ(バチ)も合わせて購入しましょう。ギターのピックで代用する方もいますが、音はこの三線用ツメのほうがより三線らしい音がします。


色、形などは本当に個人差なので、最初は何でも良いので買う。慣れてきたらお店に行き、自分に合うものを探しましょう。価格は材質によりますが500円~10,000円前後まで。2,000円~3,000円前後のものだと間違いないです。


バチですが、どんなバチが良いかのポイントを追記します。このバチは三線製作の第一人者、銘苅春政先生に作って頂いたものですが、バチ先が微妙に上向きに沿っているのがわかるでしょうか?ほんの1mm、2mm程度沿るよう作られています。これは、弦に対して適度にバチがかかるための仕掛けです。

 

市販の輸入物はこれとは逆で結構山形になっているものが多いです。

 

人によってバチを当てる角度が異なりますので一概に何が良いとは言い難いですが、できるだけ真っ直ぐ、もしくは沿っているもの(これはオーダーじゃないと見かけない)を探して弾いてみましょう。弦のかかりが違うはずです。

 

バチに関してはこのページにも詳しく書いてます。


古典は大きいバチで、民謡は小さいバチで、とはたまに耳にする表現です。原則こうでなければいけない、というルールはありません。人によって言うことが違いますが、結果的には自分が弾きやすい大きさと重さ、ということになります。


が、私は古典の先生が大きいバチ(9cmほど)を使っているので、まるっきり弾き方をコピーするためにも同等サイズ(写真一番右)を使っています。最初は違和感たっぷりでしたが、大きく重いバチのおかげで、ギターの"弾く"癖が随分なくなった気がします。


自分の弾きやすいバチってのはなかなかよく分からないと思いますので、最初は先生の完全コピーとかでもいいかもしれません。


私は古典で9cm、民謡で8cmのバチを使っていますが、いずれは民謡8cmで両方弾くようになるんじゃないかなって気がしています。




予備のウマ

三線 ウマ
写真左側が竹製。右側がプラスチック製。

三線購入時にウマをいくつか持っておくほうが良い、とはいろんなサイトに書いてあります。が、私はそんなに簡単に紛失したり折れたりするものなの?と思ってました。

いざ自分が三線を保有して三線教室に行ったり、旅行時に携帯したりしてみると、なるほど、ウマって予想以上に簡単に折れます。竹製の小さいものだから当たり前といえば当たり前。

あれ、なんか変な音がするなって思っていたら、ウマが折れていたという経験がありました。


ちなみに、ケースに入れて三線を持ち運びする際はウマを倒しておきましょう。その際に弦を緩める必要はありません。ウマだけ倒しておけばOK。私はその状態でもなぜかウマが折れていた経験があります。普段、家で三線スタンドに立てかけている時はウマを倒す必要はありません。


身近に三線店がある場合は簡単に入手できますが、特に沖縄県外に住んでる方は折れた時にアマゾン等で注文しても最低1日は手に入れるまで要してしまうので、予備を持っておくと安心です。音を考えるとプラスチックではなく竹製がベストです。 

 



予備の弦(チル)

三線の弦
三線の弦

ギターの弦のように月一回変えないと劣化を感じるようなものではないですし、簡単に切れたりはよっぽどひどい弾き方をしない限りないとは思いますが、こちらもウマと同様、近くに店がないとすぐに手に入らないものなので、予備として携帯しておくと良いです。


価格は500円前後で手に入りますし、お店に行くと一本ずつ売ってますので見かけた時にでも購入してケースなどに入れておきましょう。



三線立て スタンド

三線スタンド 2本用

三線購入時に絶対欲しいのが三線立て(スタンド)です。結構忘れがちなアイテムかもしれませんが、これは非常に重要なものなので是非手に入れましょう。木製の楽器は保存方法が悪いと曲がってしまい、音に影響が出ます。ので、専用のスタンドにて保管するのがベストです。見た目もいいですしね。この2本立てのスタンドは下の板の全面にバチを刺しておけるので使い勝手もよく、お気に入りです。

 

スタンドの価格は折りたたみ式の簡易のもので2,000円~3,000円ほど。木製のスタンドで6,000 ~ 7,000円前後で販売されています。 

オンラインで購入することも可能です。この写真の用に、2本用や3本用も販売されていますので、是非探してみてください。

 

 



三線ケース

三線用ケース
左からセミハード、ハード、ソフトケース
三線用セミハードケース
セミハードケースの中

三線購入時に大抵付属してくる三線用ケース。ハードケース、セミハードケース、ソフトケースの3種類が一般的ですが、断然おすすめなのがセミハードケース

ハードケースは一番頑丈で、三線が動かないように固定する部分が2箇所あり安心です。が、背負えません。片手が塞がれます。


ソフトケースはほぼタダの布のような素材なので、万一ぶつかると怖いです。利点は軽いことぐらい。もしぶつかる危険性が極めて少ない方はこれでも良いと思います。電車などの携帯は少し怖いですね。


セミハードケースは中身がハードケースで外見がソフトケース。背負えるハードケースと考えるとわかりやすいです。重さはソフトとハードの中間というところでしょうか。背負ってしまうとほとんど苦に感じません。中身の三線固定部分は胴近くの一点なので、ハードよりは多少ぐらつきます。

理想はハードとセミハードを一つずつ持ってると良いかもしれません。飛行機に携帯して乗る際に、ジャンボ飛行機であれば座席上の棚に収納できました(追記: NGな飛行機もありました。飛行機の機体差があるようです)。もし荷物として預ける場合は、念のためにハードケースにしたほうが良さそうです。たぶんハードとセミハードはほとんど保護という観点からは差異が無さそうな感じがしますが、外側が硬い分、気持ちセミハードよりは頑丈かも?

私はちょっと怖いので手荷物として預けるのは精神的に嫌ですが、先日機内持ち込みがNGと言われ、預けることになりました。今のところ数回預けたのですが、特に破損等なくきています。

あったらいいなという物


三線 ポジションマークシール

はじめて三線を弾く人であれば、弦楽器を弾いていた人でもこのポジションマークがあるとわかりやすいです。多少初心者感が出るので恥ずかしかったりしますが、三線はギターのようにフレットやポジションマークがないので、見ただけではどの場所がどの音かわかりません。

 

とにもかくにも、まずは三線をスムーズに弾きこなすためにどの場所がどの音なのかを示すポジションマークシールがおすすめです。初心者、入門用三線を販売しているお店のWebサイトなどで300円ほどで販売されています。